森とくじら(旧ブログ)

日々の暮らしでお気に入りのモノの事などを書いてます。

アンデッシュのkuksa(ククサ)リメイク①


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本来ならばこのkuksaは作者の作品なので、
そのまま使うのが道理なのでしょう。
(このkuksaを購入した時の記事はこちら幻のプーハリにっ!! - 森とくじら)

しかし、生活道具は使う者に気に入られ、使われてこそ活きてくると思うのです。

…と、自分に言い聞かせリメイクをすることにしました。


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1つ穴で丸くコロンとした感じにしていきたいと思います。

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下の穴を切り取りました。

ここからカップの底部を彫刻刀で丸く削ります。


仕上げは明日にします。





kuksa(ククサ)を持って森へ行こう!

今日は木曽川の源流の『水木沢天然林』に行きました。


折角なので、ククサを持って行く事にしました。

(ククサで山のお水を飲めるかもしれない!)

期待が高まります!!


入り口の管理棟で簡単な受付を済ませて、熊鈴を借ります(無料で貸してもらえます)。


午後に到着してあまり時間がなかったので、管理人さんと相談して今回は『太古の森コース』を行く事にしました。

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山からの水は豊かで澄んでいて見ているだけで癒されます。


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コースの途中に水飲み場があり、山からのお水を飲むことが出来ます。


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早速ククサを使ってみましたよ。

そしてここで飲んだお水はビックリする位柔らかくて、甘くて美味しかったです。

管理棟の入り口付近にも水汲み場がありますが、そこよりもこの森の中のお水の方が美味しかったです。




写真を撮った後に見て思ったのですが、

ククサには自然の中の風景がもの凄く似合っていました。

ククサも喜んでいる様な気がします。(笑)




幻のプーハリにっ!!

頭の中はkuksaでいっぱいです。

そんな感じで街を歩いていたら、偶然立ち寄ったデパートで『北欧フェア』をやっていました。

しかも出店されている中の一店舗で、

あの幻の【プーハリ】が置いてあったんですっ!!

しかも1つだけ!


早速店主に訊いてみましたが

やはり残念ながら売り物ではなく、お店の備品との事でした。


だけど、そんなに『残念…』とか『欲しいっ!!』と思わなかったのです。


『何故だろう?あんなに欲しかったのに…』

と後から考えましたが、

それは持ち手が1つ穴ではなかったからだと思われます。
 
しかし、デザインは本当に本当に素晴らしい物でした。

特に持ち手の部分のデザインは思った通り丸みを帯びて厚みもありました。

そしてカップ裏の刻印も熊のマークがとてもかわいらしかったです。

ここで1つ【Anders Eklund(アンデッシュ・エクルンド)】作のフィンkuksaを購入しました。

このkuksaもプーハリ同様に、おじさんが白樺のこぶ材から一つ一つ丁寧に作っているんだそうです。

形はちょっと四角くどっしりしていて、写真からは分かりませんが、持ち手が若干右に曲がっています。

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トナカイの角のマドラー付きです。



そして、今日まさにあの『kuksa不幸話』の真相が解明しました!

買い付けに行かれていて、お店も経営されている位フィンランドに詳しそうな店主にkuksaの噂話の真相を訊くと

『自分の為に買ってはいけない』とか『自分の為に買うと不幸になる』などの、所謂

『kuksa不幸話』は全くないそうです。

店主も「私も初めてのkuksaは自分の為に買ったんですよ。」と言っていました。


私は店主にお礼を言ってkuksaを抱え家路につきました。


京kuksa(ククサ)をつくる ②(完成編)

さて、今日はヤスリ掛けをして仕上げていきたいと思います。
 
 
(ヤスリもキットの中に入っています。)
 
カップの部分は大分丸く削られているので、ヤスリを掛けるだけでも良いのですが、
 
時間短縮させる為に、角張った部分だけ平刀で削りました。
 
カップの中は防水加工してあるそうです。
 
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最後にクルミの油を塗って完成です!

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ほんのりヒノキの良い香りがします。
 
 
 
完成して思ったのは、やはり北欧のkuksaとは違うけど、
 
木の模様が美しく、
 
これはこれで良いkuksaだと思います。
 
kuksaを作っている時間は自分の世界に没頭出来、楽しく幸せな時間の1つです。
 

京kuksa(ククサ)をつくる ①

街のお店で偶然見付けた

 
SomAbitoさんの『京kuksa』の
 
製作キットを購入したので、今日はそれを作りたいと思います。

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以前からネットで見ていて、「作ってみたいなぁ…」と思っていたので、
 
お店で見付けた時は興奮して飛び上がる位
 
嬉しかったです。
 
(ネットで注文すれば良いのですが、それはそれで面倒くさがりな私の困った所です。)

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こちらのkuksaはヒノキが使われていて、制作中もずっとヒノキの良い香りがして癒されます。
 
やはり私が作るkuksaは1つ穴にしたいので、下の持ち手の穴の部分は切り取りました。

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こうした方が私には持ちやすいです。
 
 
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彫刻刀で削りました。
 
 
明日には完成させたいと思います。
 
 
 
 

ぼーっとすることを楽しむ

今日は主人が大阪で他の用事を済ませてる間、一人旅をすることにしました。

どこに行こうか…?と凄く悩んだ結果、ちょっと遠いけど、以前から凄く行ってみたかった

京都福知山の元伊勢内宮皇大神社

行くことにしました。

出発は新大阪からで、福知山から京都丹後鉄道で大江山口内宮駅で降ります。

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降りてすぐ左手に食堂と案内所があって地図を配布したり、内宮への観光案内もしてくれるそうです。

が、今回は自分のペースでゆっくり回る事にしました。

三重の伊勢神宮はいつでも大勢の参拝客でいっぱいですが、ここは参拝される方も少なく静かで、

伊勢神宮とは違った意味での神聖さが漂っています。
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本殿も静かな佇まいです。

しかし、お参りするのに一歩中に入ると何とも柔らかな神々しい女性的な神様の光を感じる様な気がしました。

本殿の左手には凄く立派な『龍灯の杉』の樹があります。

樹齢は約二千年だそうで、

本当に龍がいて梢に灯を点しそうな迫力です。
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さて、続いて日室ヶ獄遥拝所に行きました。

実に見事なピラミッド型の綺麗な山の形です。

訪れた日は曇っていたのですが、ここに着いた時に偶然太陽が雲間から薄日を差してくれましたので、明るめの写真を撮る事が出来て良かったです。
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その後、天岩戸神社に向かいました。


ネットでは見ていたけど、本当に凄いところに神社があります。
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お参りをした後、誰も来なかったので神社の前の石に腰を下ろして

暫くこの素晴らしい景色の中、

ぼーーーっとすること

を楽しみました。
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帰路も同じコースで帰りましたが、再度本殿にもう一度立ち寄ってみました。

立ち寄って思ったのですがこの神社を守る為、神主さんの他に何度も何度も見回りをするおじいさんがいて、

この神社を大切にしていて愛していらっしゃる方なのだろうと、その姿から見て分かる程でした。

ここの集落の方かな。
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2時間程の短い滞在時間ではありましたが、充分楽しめた旅でした。

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kuksa(ククサ)水漏れ事件②

kuksa使用、3日目です。

胡桃の油を塗り付けて、暫く経ってからコーヒーを、入れてみました。

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いつもは胡桃を潰して塗っていますが、富澤商店に瓶詰めの胡桃の油(ウォールナットオイル)が売っていましたので、それを使いました。

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何と水漏れなし!!

もう少し時間がかかると思っていたけど、とにかく良かったです。