幻のプーハリにっ!!
頭の中はkuksaでいっぱいです。
そんな感じで街を歩いていたら、偶然立ち寄ったデパートで『北欧フェア』をやっていました。
しかも出店されている中の一店舗で、
あの幻の【プーハリ】が置いてあったんですっ!!
しかも1つだけ!
早速店主に訊いてみましたが
やはり残念ながら売り物ではなく、お店の備品との事でした。
だけど、そんなに『残念…』とか『欲しいっ!!』と思わなかったのです。
『何故だろう?あんなに欲しかったのに…』
と後から考えましたが、
それは持ち手が1つ穴ではなかったからだと思われます。
しかし、デザインは本当に本当に素晴らしい物でした。
特に持ち手の部分のデザインは思った通り丸みを帯びて厚みもありました。
そしてカップ裏の刻印も熊のマークがとてもかわいらしかったです。
ここで1つ【Anders Eklund(アンデッシュ・エクルンド)】作のフィンkuksaを購入しました。
このkuksaもプーハリ同様に、おじさんが白樺のこぶ材から一つ一つ丁寧に作っているんだそうです。
形はちょっと四角くどっしりしていて、写真からは分かりませんが、持ち手が若干右に曲がっています。
トナカイの角のマドラー付きです。
そして、今日まさにあの『kuksa不幸話』の真相が解明しました!
買い付けに行かれていて、お店も経営されている位フィンランドに詳しそうな店主にkuksaの噂話の真相を訊くと
『自分の為に買ってはいけない』とか『自分の為に買うと不幸になる』などの、所謂
『kuksa不幸話』は全くないそうです。
店主も「私も初めてのkuksaは自分の為に買ったんですよ。」と言っていました。
私は店主にお礼を言ってkuksaを抱え家路につきました。