kuksa(ククサ)との出会い
2012年、当時私は仙台に住んでいました。
そこでたまに立ち寄る雑貨店で、初めて『kuksa(ククサ)』を見ました。
とても美しい模様(visakoivu/ヴィサコイブで作られた物)に一目で気に入りましたが、ただの輸入の『木のカップ』に¥8000位の値段が付き、その値段に驚いて買う気も失せました。
『まぁ、いつかは…』と思っている内に、いつの間にか店頭から姿を消しました。
そして…世の中のkuksaブームも去って?
私もkuksaの存在をすっかり忘れた頃に、近所の雑貨店で安いkuksaを見付けました。
Sが800円、Mが1200円、Lが1800円で、タグを見ると材質は白樺、しかし中国製の物でしたがお試しでSを買ってみることにしました。
早速ネットでkuksaの事を検索すると、当時流行っていたであろうと思われるブログの記事やらが沢山出てきました。
『kuksaは自分の為に買ってはいけない』
『自分の為に買うと不幸になる』
的な根も葉もない話に、一時はガッカリしたものの
『自分への贈り物と思えば良いか…』などと勝手な解釈をする事にしました。
さてkuksaですがネットで見ていると、それぞれの工房で特徴のあるデザインのkuksaが製作されている事を今更ながら知った訳です。
その中でも私には『Puuhari(プーハリ)』製が一番デザインも良く美しく魅力的に見えました。
『プーハリが欲しいっ!!』今やその美しさの虜になった私は、片っ端からヒットする画像や記事を検索しました。
しかし今やプーハリ自体製作もされておらず、どのお店も売り切れでした。(そりゃそーか、今は2016年だ。)
そこで、手持ちのこの安いkuksaを『800円なら失敗しても諦めが着くだろう』と思い加工してみることにしました。
出来上がってみると、削ったせいもあってかなり小さく感じましたが、それでも自分の思った感じに仕上がったのでまぁ満足です。
(容量は約30ml)